東京ヤクルトスワローズの歴史と人気のマスコット・つば九郎

東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラといえば、2014年で20歳の誕生日を迎えた1994年登場のスワローズのヘルメットをかぶったツバメ「つば九郎」!

これまでの球団マスコットの概念を破ったイタズラ小僧のつば九郎と、球団の歴史をご紹介します。

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東京ヤクルトスワローズ

所属:セントラル・リーグ

東京ヤクルトスワローズ

会社名:株式会社ヤクルト球団

創設:1950年1月12日(70年前)

本拠地:明治神宮野球場(東京都新宿区)

東京都を保護地域とし、都内新宿区にある明治神宮野球場を専用球場(本拠地)としています。

また、二軍(イースタン・リーグ所属)の本拠地は埼玉県戸田市にあるヤクルト戸田球場です。

東京ヤクルトスワローズ・獲得タイトル

日本一(5回):1978・1993・1995・1997・2001年

リーグ優勝(7回):1978・1992・1993・1995・1997・2001・2015年

セ・パ交流戦優勝・最高勝率(1回):2018年

東京ヤクルトスワローズ・歴代チーム名

国鉄スワローズ(1950年 – 1965年5月9日)

サンケイスワローズ(1965年5月10日 – 同年末)

サンケイアトムズ(1966年 – 1968年)

アトムズ(1969年)

ヤクルトアトムズ(1970年 – 1973年)

ヤクルトスワローズ(1974年 – 2005年)

東京ヤクルトスワローズ(2006年 – 現在)

東京ヤクルトスワローズ・球団名の由来

「スワローズ」の名称は、当時の国鉄では唯一の特急列車、かつ日本最速だった「つばめ」号に由来しています。球団旗には、列車のヘッドマーク等に使われていた「つばめマーク亅を採用し、「スワローズ」のロゴデザインは国鉄のデザイン室がデザインしたものを今日まで使っています。

ツバメは古来”スピードの象徴”で、スピードを重視する野球チームの愛称にふさわしく、人の生活圏に営巣する習性があるので、人に愛される球団名として適切であるとされたそう。

また、以前の球団名である「アトムズ」は当時の親会社だった、フジテレビでアニメが放映されて球団改名後サンケイ新聞の日曜版にも漫画原作が連載された手塚治虫原作の『鉄腕アトム』からとられています。

なお広島東洋カープが創設された当初、アトムズも球団名の候補に挙がっていたといわれています。

東京ヤクルトスワローズ・応援スタイル

応援歌では、オリジナルで作曲したものと、従来のポップス曲に声援を加えたものとに分かれています。そして、得点が入るとビニール傘を振りながら東京音頭を歌うのが、スワローズの応援の特色!

東京ヤクルトスワローズの主な歴史

1950年:1月25日に『国鉄スワローズ』として球団創立。同年途中に入団したエース・金田正一投手がチームをけん引き。

1965年:経営権が産経新聞社に移り、翌66年には『スワローズ』から『アトムズ』に愛称が変更になるなど、大きな転換期を迎えました。

1970年:ヤクルトが単独経営権を取得、73年末には『スワローズ』の愛称が復活。そして78年、創立29年目にして悲願のリーグ初優勝・日本一を達成!

甲子園を沸かせた荒木大輔投手や池山隆寛選手・広沢克己選手の“イケ・トラコンビ”といった人気選手が入団し、のびのび成長。黄金時代の礎となった時代です。

1990年:野村克也監督が就任し古田敦也捕手が入団。92年に14年ぶりのリーグ優勝を果たすなど、10年間でリーグ優勝4回・日本一3回を達成し、まさに黄金時代を迎えました。

2001年:若松勉監督の下、日本一を達成。06年にチーム名に“東京”の名を冠し、『東京ヤクルトスワローズ』となりました。

2012年:宮本慎也選手が通算2,000安打を記録。15年には真中満監督の下、01年以来14年ぶりとなるリーグ優勝を達成しました。

東京ヤクルトスワローズ・大人気の球団マスコット

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東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラといえば、2014年で20歳の誕生日を迎えた1994年登場のスワローズのヘルメットをかぶったツバメ「つば九郎」、1999年登場した妹である「つばみ」。

そして「燕太郎(えんたろう)」もいましたが、2014年5月に引退しました。

その「燕太郎」の引退に伴い、新たに採用されたのが「トルクーヤ」。

なんと彼はメキシコから来たプロレスラーで出向中の身!燕太郎と飲み屋で意気投合し、推薦を受けて後を継いだそう…。

完全に「人型ツバメ」の風貌で、マスコットにはめずらしい小顔であり、なんというか妙にリアルで一度見たら忘れられません。

でも巨大なヤクルトを背負っている姿に、「かわいい」や「推したい」という声も多数!

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野球ファンならもちろん、あまり野球を見ない方でもつば九郎は一度は目にしたことがあるのでは?つば九郎は何故こんなに人気なのでしょう。

つば九郎は1994年より、ヤクルトスワローズの球団マスコットとして入団。これまでにない自由奔放な行動で人気を集めました。

名前の由来はツバメの古称「つばくろ」と、「鍔迫り合いに強く、苦労(九郎)しながら接戦をものにする」という意味が込められているそうです。

性格を持ったマスコットというのが非常に斬新で、中日ドラゴンズの『ドアラ』とともに、野球ファンの間で瞬く間に人気となっていきました。

その他にも野球場以外の場所に巡業したり、選手と同じように契約更改したり、公式Twitterが存在したり…。

これまでの球団マスコットの概念を破り、つば九郎という個の存在として人気を集めていったのです。

そしてつば九郎といえばイタズラ好き!

ヒーローインタビュー中にくいだおれマイクを出していたずらしたり、つばみから椅子を奪ったり 時には審判に混ざったりとファンに笑いを与え続けています。

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こんな可愛くて憎めないつば九郎と共に、東京ヤクルトスワローズを応援していきましょう!

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