グローブとは?初心者でも分かる基本情報と選び方

グローブとは、野球やソフトボールでボールを捕球するため、守備時に選手が利き腕と逆の手にはめて使う道具の事。

捕手と一塁手はグローブではなくミットと呼ばれる専用の物を使用しますが、一塁手はグローブを使う場合もあります。

これから野球を始めようと考えている人にとってグローブはバットと共に必須な道具。

グローブについての基本的な情報や選び方などをご紹介しますので、購入する際の参考にしてみてくださいね。

Baseball glove

グローブの素材と縫製方法

素材は大部分が皮革から出来ていて、競技用のものは天然皮革が多いです。

そしてホームセンターなどで販売されている遊戯用グラブには、合成皮革または人工皮革製のものが多くなっています。

グラブに使われる皮革は主に牛革で、アメリカ産、日本産、ヨーロッパ産などが使われています。

また、裏革には鹿革が使われる場合も。

グラブ製作はその工程のほぼ全てが手作業で行われ、熟練した職人がその目で革を選び、各パーツに切り分けて手作業で縫製されています。

革を縫い合わせたものを反転させることで指を入れるスペースを作り、親指部から平部の縁を通り小指部に至る部分にはフェルトが入れられ…など、実はグローブを作成するのは大変なのです。

縫い合わせたものを革紐で固定して、マークや焼印・刺繍などを入れて完成。

硬式用と軟式用で革質は異なり、当然ながら硬式用のほうが丈夫な材質で作られています。

右投げの人は左手に、左投げの人は右手に着けて、バッターが打った球や味方が投げた球を捕るために使います。

グローブを着けることで、球から手に伝わる衝撃を和げて、より広い範囲のボールを捕ることができるようになります。

グローブの種類

グローブは、ポジションによって形やサイズが違い、沢山の種類があります。

1.キャッチャーが使うキャッチャーミット

2.ファーストが使うファーストミット

3.その他内野手と外野手が使うグローブ

以上の3つに分けられており、それぞれの特徴が変わってきます。

1.キャッチャーミット

皮が分厚く重くてポケットが浅く、特徴的な丸っこい形がキャッチャーミット。

キャッチャーは、ピッチャーが投げる球を捕るのが主な仕事で、他の野手と違ってバッターが打った球を捕る機会がほとんどありません。

その為、他のグローブとは形が違ってくるのです。

また、1試合で平均的に100~200球程度の球を捕る必要があるので、他のポジションより手への負担が大きくなるという事も違いの理由。

皮が分厚いため手への衝撃が和らぎ、ポケットが浅い分、球の持ち替えがしやすいグローブになっています。

皮が分厚い分キャッチャーミットは重たいですが、キャッチャーは他の野手と違って走って捕るような動作が少ないため、厚さなどが優先されています。

2.ファーストミット

やや皮が分厚く、重いのがファーストミッファーストは、バッターを一塁でアウトにするために、ベースに足を付けた状態で捕球するフォースプレーが最も多いポジションです。

ベースに足を付けた状態だと、動ける範囲が限られるので、より広い範囲のボールを捕るために、ファーストミットは長くなっています。

そして内野手と外野手が使うグローブについては、捕球する回数が多く、送球に負けないようにするため、キャッチャーミットほどではないですが、やや分厚く重い作りになっています。

下記、ポジション別のグローブで詳しく説明します。

Baseball glove

ポジション別のグローブ

その他のポジションのグローブも、ポジションの特性によってグローブの形が違います。

主な違いは、グローブの長さ。長い順で言うと、外野手用→サード用、ショート用→セカンド用になります。

グローブの長さは、主にポジションやボールを捕る(捕球)姿勢、グローブから投げる手への球の持ち替えの速さ、バッターからの距離によって変わってきます。

①外野手

外野手はあまり腰を落とさずに高い姿勢でボールを捕る必要があります。

また、当然ボールの持ち替えは速い方がいいですが、遠くに投げるために大きくステップを踏むので、ボールを持ち替える時間が十分にあります。

そのため、外野手用のグローブは長く、ポケットが深い作りになっています。

②サード

サードはファーストと並んでバッターから近いポジション。

必然的に打球が速くなるので、走ってボールを捕るというより、反応して捕るような機会が多くなります。

また、最も送球する回数が多い一塁が遠いので、外野手と同様に遠くに投げるためのステップをしっかりと踏みます。

それらを考慮し、外野手よりは短いですが、グローブは長くポケットが深い作りになっています。

③セカンド・ショート

この2ポジションのグローブは、最も短くなります。

この2ポジションに共通して言えるのは、捕球姿勢が低い(腰を落として捕球する)・速く球を持ち替える必要がある・移動距離が多い、という特徴があることから、グローブは短くて軽く、ポケットが浅い作りになっています。

※セカンドの方が、それら3つの要素がより強いので、セカンド用のグローブが一番短いです。

Baseball glove

この様にたくさんの種類があるグローブですが、いざ野球を始める…という段階では、どのポジションになるか決まってない方も多いと思います。

そんな時におすすめなのはオールラウンドグローブ!

オールラウンドグローブは、サード用と同じくらいのサイズで、内野・外野どのポジションでも対応できます。

初めて野球をするあなたは、まずオールラウンドグローブを選び、ポジションが確定してきたら、それに合ったグローブを購入しましょう!