初心者でもわかる!テニスの基本ルール

女子テニスで、世界2位だった大坂なおみ選手が、今夏に最新世界ランキングで1位に復帰するなど、テニスに注目が集まりだした昨今。 どのスポーツもそうですが、テニスも用語がたくさんある為、初心者には見ていても分からない事だらけ。まずテニスを始める上でも、観戦する上でも覚えておきたいのが『点数の数え方』です。 まず、ルールを簡単に説明すると、テニスはボールをワンバウンド以内に相手側のコートの内に打ち返すゲームです。 一番最初にボールを打つ(サーブ)人は打つ場所と狙う場所が決められています。 サーブは1回失敗しても、もう1度打つことができます。 サーブを2回失敗したり、ワンバウンド以内に相手のコート内に打ち返せなかった場合、相手のポイントになります そしてポイントは15、30、40、と数えます。 2ポイント以上差をつけて4ポイントとれば、1ゲーム。 3ポイントで同点になるとデュースと呼ばれ、先に2ポント差をつけた方がゲームを取ります。 先に2ゲーム以上差をつけて6ゲーム取れば1セット。 5ゲーム同士で同点になると、2ゲーム連取して7ゲーム取った方がセットを取ります。 6ゲーム同士で同点になるとタイブレークというゲームを行い、2ポイント以上の差をつけて7ポイント以上取った方がそのセットを取ります プロの試合だと通常は2セット取れば勝利となりますが、アマチュアの大会では1セットとれば勝ち、10ゲーム先にとれば勝ち、などいろいろな変則ルールがあります。 では、詳しく見ていきましょう。 得点の数え方やゲームの進め方に関わる基本的な用語を説明していきます。 ポイント 得点の最小単位です。得点を1回獲得するごとに、「1ポイント」「2ポイント」と数えます。 ポイントを相手より先に多く獲得した選手が勝つ、というのが得点の基本的なルールです テニスでポイントが入るケースは色々ありますが、主なものは以下のような時です。 ・打球が相手コートの外に行った場合 ・相手ボールを空振りした場合 ・サービスを2回とも失敗舌場合 ・ネットに触れてしまった場合 ゲーム 試合の最小単位です。 4ポイントを先取した選手が、「1ゲーム」を獲得します。 「ゲーム」とは、は得点を基準にした試合の単位で、どちらかの選手が4ポイント先取するまでを、「1ゲーム」と数えます。 4ポイント先取で1ゲームが終わったら、また次のゲームが開始されます。 次に説明するセットとは、「ゲーム」より大きな試合の単位で、どちらかの選手が6ゲーム獲得するまでを、「1セット」と数えます。最終的に、既定のセット数を獲得した選手が勝者です。 ゲームのカウントの数え方は、 例えば3-2なら:ゲームスカウント、スリートゥートゥー(game’s count three to two) 3-3は:ゲームスカウント、スリーゲームスオール(game’s count three games all) 5-3は:ゲームスカウント、ファイブトゥースリー(game’s count five to three) そして6-3でセットを取ることになります。 例えば、計5セットの試合なら3セット、計3セットの試合なら2セット選手したほうが勝ちとなります。 ※試合では「マッチ」という用語が使われることがありますが、マッチ数=セット数を指しています。 セット こちらが、「ゲーム」より大きな試合の単位です。 先に6ゲームを獲得した選手が、「1セット」を獲得します。 実際に試合に出るようになると、始めのうちは1セット取ったら勝ちという試合方式になります。 実際のポイントと、スコア上の表示は異なっているので注意しましょう。 例えば、1ポイントならスコア上の得点は「15」、2ポイントなら「30」となります。 また、得点数によって「ラブ(得点0)」「フィフティーン(得点15)」というコール(言い方)がされます。 … Continue reading 初心者でもわかる!テニスの基本ルール